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春から初夏にかけて旬となる枇杷(ビワ)。ふっくらとしたオレンジ色の実はジューシーで柔らかな甘味があり、皮も簡単に手でむけるため、子どもからお年寄りまで楽しめる果物です。ビタミンやミネラルなど栄養素も豊富です。また、ビワの葉には薬効成分があり、古くから生薬として利用され、煎じてお茶にしたり、葉を湿布代りにしたりするなど現在でも重宝されています。
枇杷(ビワ)の果肉に含まれる栄養素として注目されるのは、βカロテン、カリウム、ポリフェノールです。なかでもβカロテンの含有率は果物の中でもビワがトップクラスともいわれています。βカロテンは体内でビタミンAに変換され、髪の毛や皮膚、粘膜、消化器官などの健康維持に効果的で、美肌効果も期待されています。また、免疫力を高めるはたらきもあるため、風邪などの予防にも効果があります。カリウムは体内のナトリウムを排出し高血圧を予防することに有効です。そしてポリフェノールは抗酸化作用・抗菌作用があることが分かっています。
ビワの弱点は、そのままでは長期の保存に向かないことです。梨やりんごのように、もいだあと熟すことはありませんので、出来るだけ早く食べるようにしましょう。また、寒さに弱いため、通常は冷暗所においておき、食べる直前に少し冷蔵庫で冷やすのが良いようです。長期で保存する場合は、コンポートやシロップ漬けなど、加工する必要があります。
ビワの葉は、原産地である中国では枇杷葉(びわよう)と呼ばれ、古くから薬草や漢方の生薬として重宝されてきました。ビワの葉に含まれる栄養素として注目されるのはタンニンやサポニンです。タンニンとサポニンには高い抗酸化作用があるほか、抗炎症作用、抗菌作用、去痰作用、腸内環境を整える作用、デトックス作用など、多くの効果があることで知られています。そのため、咳や喉の炎症、アトピーなどのアレルギー性皮膚炎や発疹・あせも・ニキビ・かぶれといった皮膚の疾患、下痢などにも有効です。ティーバッグなどに葉を入れ、煮出してお茶にすれば、手軽にビワの葉を摂取することができます。カフェインも含まれていないため、妊婦の方も安心です。葉を袋に入れて入浴剤にしたり葉を湿布として利用したりと直接肌に使用するのも有効です。