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昔話の桃太郎に桃の節句など、桃(モモ)は古くから日本にある果物と樹木です。ピンクでかわいらしい見た目と甘さに心奪われる女性は多いかもしれません。中華料理では桃饅頭が作られますが、日本でも桃を模した和菓子が多数作られていますね。日本同様、中国も桃(モモ)の印象が強い国ですが、それもそのはず、中国が原産地とされています。
中国の桃(モモ)はすぐに日本に伝わったわけでなく、先にシルクロードを通り、ペルシャ、中東一帯、ギリシャなどに伝わりました。その後、ヨーロッパから海を渡ってアメリカ大陸へ伝わります。この頃、白桃から黄桃に品種改良されていきました。日本に入ってきたのははっきりとはしていませんが、弥生時代のものと思われる野生桃の種子が発見されているので、それ以前と考えられます。そして、古事記や日本書紀に、観賞用の桃(モモ)が栽培されていた記録が残っており、鎌倉時代の記録では食されていたという内容が残っています。
古代の中国では、桃(モモ)は不老長寿の実として扱われていました。それは西遊記の文中にも現れています。天界の桃園に植わる3600本の桃の内、手前に植わる1200本が実を付けるのは3000年に一度、中ほどの1200本は6000年に一度、奥の1200本は9000年に一度でした。そして、手前になった実を食せば仙人に、中ほどの実なら不老不死、奥の実は天地がある限り死なないという伝説がありました。畑の管理を任されていた孫悟空は、こっそりと食べてしまったのです。これを天帝に知られた孫悟空は、お仕置きとして下界に落とされてしまいます。
それにしても、不老不死と言われるほどの栄養が、果たしてあるのでしょうか。桃(モモ)の栄養素は主に果糖。太りそうと思うかもしれませんが、大きめの桃(モモ)でも1個90キロカロリーなので、個人差はあるものの、おやつに丸々食べても問題ないでしょう。魅力的なのがナイアシン。これは炭水化物をエネルギーにかえてくれる栄養素ですから、ダイエット中の人も安心して食べられます。そして、ビタミンEも豊富です。これは抗酸化作用があり、アンチエイジングやホルモン分泌を整えるのに役立ちます。不老不死は大げさにしても、美容に嬉しい栄養素がたっぷり入っているのは事実です。