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冬の果物の代名詞と言えば、蜜柑(ミカン)です。お正月には、鏡餅の上に乗せるのが定番ですよね。昔は日持ちするため、箱買いが基本というお宅も多かったのではないでしょうか。食べ過ぎて手が黄色くなった経験者も多いかもしれません。すっかり日本を代表するような果物となっていますが、原産地は意外にもあの国でした。
蜜柑(ミカン)はインドのアッサム州で生まれた果物だと言われています。アッサム州は、アッサムティーの名前で有名ですね。暖熱帯で平均気温は23度、農業地帯で、茶葉の他、米やジュートなどが作られています。原産地と言っても、蜜柑(ミカン)の栽培が行われている様子はありません。ところが、山に行くと実に多様な野生の柑橘が育っています。そのため、柑橘はこの辺りから広がったのだろうと推定されているのです。
しかし、古代インドの人々が好んで食していたのは、甘い熱帯性のバナナやマンゴーなどでした。甘い果物が豊富だったことと、アッサム州以外の土地では年間を通して安定した降雨がなかったので、柑橘の栽培が難しかったのがインド内で広まらなかった理由だと考えられます。それが東南アジア、中国を経て日本に伝わったのは、稲作と同時期だったとされています。アッサム州と同じような気候の土地で栽培されていったのです。
柑橘は様々な品種改良が施され、バラエティに富んだ蜜柑(ミカン)が市場に出回っています。ミカン類に分類されるものでは、温州ミカンやマンダリンオレンジ、ポンカンなどが有名です。日本の有名な産地は和歌山や静岡、愛媛で、九州地方でも栽培が盛んに行われています。広く知られる有田ミカンは和歌山ブランド、三ケ日ミカンは静岡ブランドです。
蜜柑(ミカン)の旬は冬ですが、収穫が早い早生ミカンも出回るようになってから、早秋から味わえるようになりました。ビタミンCが豊富なことで知られる果物ですから、風邪を引きやすくなる季節の変わり目に食べておきたいですね。2個食べれば1日に必要なビタミンCが取れます。また、薄皮には整腸作用のあるペクチンが豊富です。さらに骨粗しょう症やガン、生活習慣の予防に役立つという研究結果も発表され、注目が集まっています。