通販でお得なひとめぼれを探すならこちら!送料無料やセール中で安い食品や食材を多数取り揃えております。他にも「Webでごはん」では人気のお取り寄せグルメ・スイーツなどおすすめの商品を紹介しています。
日本人の食卓には欠かすことのできない白いご飯。炊き立てのご飯はほのかに甘く、優しい香りが広がって最高に美味しいですよね。そんなお米にはさまざまな品種がありますが、軽く100種類は超えてしまうほどです。なかでも、コシヒカリに次ぐ規模を持つという「ひとめぼれ」は人気の高い品種です。それでは、ひとめぼれの特徴についてご紹介します。
1980年の大冷害をきっかけに開発されたお米、それがひとめぼれです。寒い東北地方でも丈夫に育つ品種を作ろうと、耐冷性の強いコシヒカリと、その子である初星を交配して個体選抜が繰り返されました。そうして選ばれたのが「東北143号」で、1991年に新品種として登録されて「ひとめぼれ」と命名されたのです。この名前は「見て美しさにひとめぼれ、食べておいしさにひとめぼれしていただき、全国のみなさんに愛される米にしていきたい」という願いからつけられました。宮城県で誕生したひとめぼれですが、現在では青森県から沖縄県まで全国各地で栽培されています。
ひとめぼれの主な産地は、宮城県をはじめ岩手県や福島県など東北地方が中心です。宮城県産ひとめぼれは、発祥の地であるだけに美味しさに定評があり、最高評価特Aの獲得数も多いです。岩手県の県南産ひとめぼれは特A評価の常連であり、1993年以降の獲得数は魚沼産コシヒカリに次いで2番目を誇ります。当然、味も美味しいと好評ですよ。会津産ひとめぼれの産地である福島県は、綺麗な水や盆地など米の栽培に適した環境に恵まれています。そのお米は大粒で食べ応えがあり、もっちりとしています。
「程よい粘り気と口当たりの良さ」これがひとめぼれの特徴です。コシヒカリ譲りの味の良さは残しつつもコシヒカリほど強い味ではない、優しい味わいでバランスの良いお米なのです。そのため、さまざまな料理にマッチしやすく、特に焼き魚などの和食と相性がよいといわれています。しかし、炊き上がりが柔らかいので、固めのご飯が最適な酢飯やカレーには不向きなようです。コシヒカリよりも大粒なのに価格が安いことから、一般家庭だけではなく飲食店でも人気の品種となっています。