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そら豆とは直径3センチ程度の黄緑色の豆で、4月から6月にかけて旬の食べ物です。ビタミンB1、ビタミンB2が多く含まれているので、エネルギー消費量が多い人に特におすすめとなっています。他にもカリウムやビタミンが豊富に含まれているため、美容効果が期待できます。さやにつやがあり、緑色が鮮やかなものを選びましょう。
そら豆に含まれている栄養素はビタミンB群やたんぱく質、カリウム、ビタミンCなどです。ビタミンB群の中でもビタミンB2には糖質や脂質の代謝を促進する働きがあります。たんぱく質はそら豆を含むマメ類に豊富に含まれていますが、マメ類の植物性たんぱく質は魚や肉などの動物性たんぱく質に比べて脂質が少ないので、カロリーを抑えながらたんぱく質を摂ることができます。カリウムには塩分を排泄する効果があり、むくみや高血圧に効果があります。ビタミンCは肌荒れに効果があるほか、風邪の予防などに役立ちます。
そら豆の簡単な食べ方としては、さやごとフライパンや網で蒸し焼きにすることです。また、さやから取り出して茹でて塩をふるのも一般的な食べ方です。その場合は鮮度を保つため、さやから取り出したらすぐに茹でるようにしましょう。少し手を加えたい場合はかき揚げや炒め物、そら豆ごはん、スープ、サラダなどにも使うことができます。水溶性の栄養素が多く含まれているので素早く茹でたり、さやごと調理するとそら豆の栄養素をなるべく失わずに調理することが可能です。
そら豆は冷蔵庫の野菜室で3日程度日持ちします。さや付きのまま、ジッパーがついたビニール袋などに保存しましょう。鮮度が落ちやすいのでなるべくすぐに食べてしまう方がおすすめです。もし食べきれなかったり、すぐに食べられない場合は冷凍保存しておきます。生でさやのまま冷凍可能です。軽くレンジなどで解凍してから茹でたり調理に使うか、さやごと焼いて食べることができます。さやごとではかさばるという場合は、さやから出した状態で密封して冷凍しましょう。かために茹でてから冷凍すると使いやすいですが、生のまま冷凍することも可能です。冷凍では1ヶ月程度の日持ちです。