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冬至にかぼちゃを食べると体に良いと言われますが、実はかぼちゃが収穫されるのは夏頃です。では、なぜ夏に取れたかぼちゃを冬に食べるのでしょうか。私たちになじみ深いかぼちゃですが、このように意外な疑問点もあります。今回はかぼちゃの種類や旬、美味しい食べ方や豆知識などをご紹介しますので、かぼちゃを美味しく食べるための参考にしてください。
かぼちゃの産地については、国内で生産されるかぼちゃの半分ほどが北海道産です。次いで鹿児島県や茨城県が有名ですが、他にも加賀野菜の打木赤皮甘栗かぼちゃや飛騨の伝統野菜すくなかぼちゃなど、生産量は少ないですが日本各地に土着した品種があります。
かぼちゃは西洋かぼちゃ、日本かぼちゃ、ペポかぼちゃの3つに分類されます。西洋かぼちゃは最も一般的なかぼちゃで、ほくほくとした甘みと貯蔵性の高さが特徴です。日本かぼちゃは古くから日本で栽培されてきたかぼちゃで水分が多く甘みも少ないので、煮物などさっぱりした料理に向きますが、貯蔵に向かないことや甘みが強い西洋かぼちゃの人気に押され生産量が減少しました。ペポかぼちゃは甘味がほとんどないかぼちゃでハロウィン用の飾りに使われます。ちなみにズッキーニもペポかぼちゃの一種です。
水分が少ない西洋かぼちゃは貯蔵性が高く、夏に収穫したものを冬まで貯蔵できます。しかも、貯蔵の過程でかぼちゃに含まれるでんぷんが糖に変わるので、甘く美味しいかぼちゃに変化します。このかぼちゃの性質こそが冬至かぼちゃの秘密で、夏に採れたかぼちゃが冬になってより一層美味しく食べられるというわけです。なお、栽培技術の進歩や品種改良によって、冬至かぼちゃの需要に合わせて夏に種を蒔き、秋に収穫する方法で栽培されているものもあります。
日本かぼちゃの一種のバターナッツかぼちゃは水分が多く、繊維質も少なくてねっとりとした食感が特徴です。しかも、こうした日本かぼちゃの特徴を持ちつつも、西洋かぼちゃに負けない甘味やコク、貯蔵性を兼ね備えています。そんなバターナッツかぼちゃを美味しく食べられるのがポタージュです。作り方は蒸したバターナッツかぼちゃに水と牛乳を加え、ブレンダーで撹拌してから温めます。味付けはバターナッツかぼちゃ本来の旨味が感じられるようにシンプルに塩のみです。最後に器に注ぎ、生クリームを回しかけて完成です。