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つんと鼻に来る辛さがたまらなく美味しいわさびですが、お刺身やお寿司につけて食べるだけでなく美味しい食べ方が沢山あります。わさびは日本独特の食べ物で、お寿司に付けて食べるのは外国の方にも大好評ですが、ここではちょっとマニアックな食べ方をご紹介しますので、綺麗な清流だけで育つわさびを食べて日本を感じましょう。
わさびというと、すりおろして醤油を付けるか、粕に漬けることを思い浮かべますが、実はわさびはクリームチーズと相性が良いです。クリームチーズ30gに対し、酢大さじ2・オリーブオイル大さじ2・マヨネーズ大さじ1・塩を少々とすり下ろしたわさびをお好みでたっぷりとボールに入れて良く混ぜ合わせます。これだけでゆでた野菜や魚・エビなど何にでもよく合うソースの出来上がりです。
わさびの根っこをすりおろして食べるだけではもったいない！葉や茎、花まで残らず食べましょう。まず、葉と茎、花を細かく刻んで密封できる容器に入れ、塩を少々振りかけます。そこへ熱湯をたっぷり注ぎ、30秒ほど待ちましょう。その後、一度お湯をすべて捨ててわさびのアクを取ります。もう一度沸騰したお湯をわさび全体が隠れるまで入れ、蓋をして密封します。常温か冷蔵庫で一晩寝かせれば、辛いわさびのお浸しの出来上がりです。少々醤油を振りかけて食べれば最高に辛くて美味しいです。お酒のおつまみに最高ですし、少しだけごはんの上にのせてお茶をかけて食べるお茶づけは絶品です。わさび好きにはたまりません。葉や茎はあまりスーパーなどには売られていませんが、わさびの産地や通販で手に入ります。ここで注意することは、決してわさびを煮込まないようにすることです。辛さも風味も飛んでしまいます。例え数秒でも沸騰したお湯で煮込むことは厳禁で、熱いお湯にくぐらせるイメージで作りましょう。
最後に、わさびの茎や葉が辛いのはわさびの花が咲く寸前までです。花わさびも風味があって美味しいのですが、辛さを求める人は花が咲くちょっと手前のわさびを食べるのがおすすめです。時期的には3月から4月の頭までが辛くて美味しいわさびの茎と葉が食べられます。びっくりするくらい辛いので苦手な方は注意しましょう。