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安納芋はサツマイモの一種で、主に鹿児島県で作られている品種です。かつては鹿児島県やその近辺でしか売られていませんでしたが、流通の発達により全国で販売されるようになりました。他のサツマイモよりも遅く栽培されることから、1月くらいまでは食べることができます。ねっとりとした食感と甘さが特徴の人気の品種です。
安納芋は、太平洋戦争終結後に1人の兵隊が持ち帰った芋を種子島で栽培し始めたのが始まりです。その甘さとねっとりとした食感が大人気となり、島内で盛んに栽培されていました。平成元年に鹿児島県に運ばれ、優良品種の選別作業が始まり、平成10年に種子島の安納地域で栽培されていたことにちなんで「安納芋」と名づけられました。その後、登録品種として種子島のみでの栽培という制限がありましたが、平成25年に解除された後は種子島だけでなく、鹿児島県などでも栽培されています。鹿児島県は水はけが良い火山灰が広がっている土地が多いことから、サツマイモの栽培に向いています。
安納芋は、他のサツマイモに比べてデンプンが多いという特徴があります。デンプンは米やパンと同じようにエネルギー源になります。また、風邪を予防するビタミンCやおなかの調子を整える食物繊維なども豊富に含まれています。そんなサツマイモの調理法としては、加熱するとデンプンが糖になり甘くなるという性質を生かした焼き芋やふかし芋がおすすめです。焼き芋の場合は一気に高温で調理するのではなく、160℃くらいでじっくりと30分から40分ほど加熱する方が甘みが増します。また、じっくりと加熱することによって独特のねっとりとした食感がさらに強まります。スイートポテトや大学芋などを作る場合は、安納芋の甘みを生かすためにも砂糖は少なめにすると良いでしょう。
葉や茎も食べることができます。葉の場合はアクがあるので一度ゆでてアクを取ってから、炒め物やおひたしなどに使います。アクを取らずに天ぷらにすることも可能です。サツマイモの茎はフキに似ています。筋を取ってアクを取り、煮物やつくだ煮・ゴボウと合わせてきんぴらなどにします。