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だだちゃ豆は枝豆の品種の1つで、山形県の鶴岡地域の伝統野菜です。茹でると独特の香ばしい風味があり、旨味と甘味が楽しめます。枝豆自体賞味期限が短い野菜ですが、だだちゃ豆はさらに痛みやすく、しかも鶴岡周辺の土地以外で栽培するとだだちゃ豆の特性が損なわれてしまうため、生産地・生産者を限定しているというまさに郷土のブランド野菜です。
だだちゃ豆の収穫時期は限られていて、早生豆(わせまめ)などひと足早く出回る品種もありますが、本格的には7月末から9月上旬までとごく短い期間です。だだちゃ豆は一つの畑から収穫できる量が枝豆に比べると7~8割程度で、そのうちの約2~3割は出荷しないと取り決められた1粒さやです。そのため、地域性と組み合わせるとさらに希少性の高い品種だと言えるでしょう。
だだちゃ豆が普通の枝豆と一味違うのは、栄養面でも差があるからです。大豆イソフラボンや妊婦さんや貧血予防に効果のある葉酸、代謝に重要な役割を果たし肝機能の活性化を促すビタミンB群とメチオニンなどは枝豆と同じく含まれています。枝豆と違うのは、旨味を感じるアミノ酸の一種アラニンと甘さを感じる糖類のスクロース、香り成分「2-acetyl-1-pyrroline(2AP)」が含まれていることです。いずれも枝豆の含有量を大きく上回っており、アラニンにいたっては多品種と比べ2〜8倍になります。そのため、だだちゃ豆は香り高く、旨味や甘みが強いのです。また、一般的にはシジミで有名なオルニチンもシジミより多い含有量であることが分かっています。
だだちゃ豆の美味しい食べ方は塩茹でです。塩を振ることで旨味成分たちがより強まり、またなんといっても手軽に食べられます。ポイントは茹ですぎないこと、入手したらすぐ茹でてしまうこと、茹で終えたらすぐに冷ますことの3点です。茹でる時間が長すぎると香りや歯ごたえが飛んでしまうので、量にもよりますが茹でる時間は2〜5分程度、少し固めが一番美味しいと言われています。だだちゃ豆は、常温の暖かいままで時間が経つと旨味成分や香りが格段に落ちてしまいます。お取り寄せする際も豆の呼吸を抑制し、鮮度を保つために冷凍した状態で送られてくるのが一般的です。早めに食べることが1番ですが、少し保存したいときには食べるものより更に固めに茹で、冷凍で香りや旨味を閉じ込めたまま保存するようにしましょう。