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ジャガイモは年齢を問わず人気が高い野菜の一つですが、男爵と並んで代表的な品種の一つがメークインです。とはいえ、実際にどんな特徴があるのか分からない人も多いのではないでしょうか。ジャガイモは品種ごとの性質に注意して調理すると、美味しく仕上げることができます。今回はメークインの特徴や栄養成分、美味しい食べ方などについてご紹介します。
メークインの原産地はイギリスで、大正時代にアメリカ経由で日本へ入ってきたと言われています。1928年になると、北海道の根室や釧路のメークインが優良品種と認められ、1931年に一般奨励品種になりました。その後、男爵と並んで日本におけるジャガイモの代表的品種として普及し、生鮮向けの品種では2番目に多く生産されています。産地としては、北海道や熊本県、青森県などが有名です。一方、原産地であるイギリス国内ではエリザベス一世によってメークインの普及が後押しされましたが、現在は生産されていません。そもそもはイギリスで「May Queen」という名称で呼ばれていたため、日本でも「メークイン」と名付けられました。
メークインは俵型をした細長い姿が特徴で、男爵と違ってゴツゴツした形ではないため、見分けはつきやすいでしょう。芽が比較的浅いので皮を剥きやすく、熱を加えると滑らかな食感になる点も特徴です。カリウムやビタミンC、ビタミンB1や食物繊維が多く、栄養価は抜群です。さらに、主成分のデンプンに保護されているビタミンCは加熱で失われる心配が少なく、効率的に摂取できるというメリットがあります。ただし、芽の部分にはソラニンと呼ばれる有毒物質があるため、調理する際は忘れずに取り除きましょう。
ジャガイモは主に2種類の性質に分けられ、一つが粉質でもう一つが粘質です。このうち、メークインは粘質に分類されるジャガイモです。15%前後のデンプンが含まれる男爵と違い、メークインには13~14%のデンプンが含まれています。比較的煮崩れしにくく、ポトフやカレー、シチューなどの煮込み料理に適しています。しかし、煮崩れの心配が全くないというわけではありません。強火でイモが踊ってしまうような煮方をすると、煮崩れする可能性があるので注意しましょう。じっくり静かに煮込むおでんには向いています。茹でて輪切りにした際も崩れにくいので、グラタンに使うとしっとりした口当たりに仕上がります。