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あつあつのご飯やおそばにかけると、おいしい自然薯。山芋の一種であり、実は日本原産の野菜の一つです。自然薯と聞くと、山の方の観光地の名物であったり、普段スーパー等ではなかなか見かけないなど、希少性が高いイメージがあるのではないでしょうか。ここではそんな自然薯の歴史や栄養素、調理法についてご紹介します。
自然薯の歴史は古く、8世紀ごろの書物である出雲国風土記にはその記録が残されています。昔は栽培方法が確立されておらず、天然物の自然薯を山の中で探し出すことは非常に手間がかかっていたため、高級食材とされていました。高級であり、かつ栄養価も高いので、特に平安時代には貴族への献上品として扱われており、一般庶民はほとんど口にはできなかったと言われています。平安時代を舞台にした芥川龍之介の「芋粥」には、芋粥を飽きるほど食べたいという欲望をもった年老いた下級貴族が描かれています。
自然薯にはカリウムやミネラル、ビタミンや食物繊維が含まれていて、古くから漢方薬としても使用されています。また、強精作用が期待できるアルギニンも含まれていて、「山のうなぎ」とも呼ばれています。アルギニンは成長ホルモンの合成や脂肪分解促進、タンパク質合成を促す働きをすると言われているので、ダイエットや体を引き締める効果が期待できるでしょう。さらに食物繊維やカリウムを含んでいるので、腸内環境を活性化させて便秘を解消したり、体内で余っている塩分や水分を排出してむくみを予防したりする効果もあります。加えて、消化酵素であるアミラーゼやディオスゲニンも入っているので、食事の消化吸収を助けてくれるでしょう。
自然薯というとすりおろしたとろろのイメージが強いかもしれませんが、他にも多くの調理法があります。みじん切りや細切りにしてお味噌汁に入れると食欲が出にくい朝でも食べやすく、ぴったりです。すりおろした自然薯を磯辺焼きのように海苔で包んで、揚げて食べる調理法も人気があります。その他にも細く刻んでサラダに入れたり、輪切りにして炒め物にするなどその食感と風味を楽しむのがおすすめです。